フランス

出来事で読むヨーロッパ史

ルイ14世の野望とハプスブルクの抵抗 | ヨーロッパ統一をめぐる攻防

朝霧に包まれたヴェルサイユ宮殿。無数の侍従が沈黙のなか、ひとりの男の起床を待つ。ルイ14世──全ヨーロッパを震撼させた“...
皇妃・王族・子供たち

マリー・アントワネットと子供たち─ 王妃と子女が迎えた悲惨な最後

フランス革命の嵐がヴェルサイユを飲み込んだとき、ギロチンにかけられた王妃の名は、マリー・アントワネット。だが、その首を落とした刃の背後に、ヨーロッパのもう一つの巨大な影があったことを忘れてはならない。そう、彼女は「ハプスブルク皇女」であり、あのマリア・テレジアの末娘だったのだ。